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素朴な毎日、感じたこと、考えたこと、ひとりごと、備忘録
Posted by - 2025.05.05,Mon
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Posted by chika - 2008.02.20,Wed
今日は障害者施設に行ってきました。なんでも施設の写真が急に必要になったとかで、デジタルカメラを持つわたしに声が掛かりました。
女子と男子(15歳以下)はここで勉強をしたり、裁縫などの技術を習得します。いつ見ても絨毯のデザイン、かわいいなぁ。作品は売りに出され、その費用は施設の運営費になります。



その後、ちょっと離れたところにある関連施設の作業所(授産施設)に移動して、写真撮影。ここでは男子(16歳以上)が酪農仕事をしながら勉強します。
牛、ニワトリ、ダチョウ、うさぎ、羊。にんにくにジャガイモにタマネギにアーティチョーク、、、なんでもある。ここで作られたチーズはとても美味しくて評判です。



ここには以前2回ほど来たことがありますが、いずれも村長や県知事などお偉いさんとの訪問だったので、あんまりよく見ることが出来ませんでした。
自然の中の青年たちはのびのびと作業をして、休憩して、サッカーして。少し勉強して、鬼ごっこして。みんなとっても活き活きしていました。やっぱり自然っていいなぁ。屋外活動っていいなぁ。



今年の6月から、ここに日本人ボランティア(養護教員)が入ることになっています。健常者と障害者の交流機会を、彼女と協力して作っていけたらいいなぁ。
そしてカメラマンのご褒美として、授産施設の卵をいただきました。聞けば普通の卵の5倍の値だそうです(見た目は普通だけど…)。高級卵、大事にいただかねば。今晩は煮たまごかな~♪

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Posted by chika - 2008.01.11,Fri
チュニジアの典型的な景色といえば、赤茶けた土の山、切り立った山脈。
そんなチュニジアには珍しく、わたしの住む村には緑がたくさんあります。山がこんもりと緑でおおわれてるからか、他の町に比べて砂っぽくないし、空気がきれいなのが嬉しい限り。

最近は青年が来ないときを見計らって仕事をサボり、お散歩に出掛けます(お仕事に慣れてきたってことでしょうかね)。
天気が良いとき、悩みごとがあるとき、運動不足を危惧するとき、そんなときにはお散歩に限る。
しかしアルジェリア国境沿いの村ということもあり、ひとり歩きは控えるように口酸っぱく言われています。何故危ないかを聞くと気をつけなくてはいけないと思うんだけど、天気のいい日は散歩日和。お向かいのお店に「裏山に登ってくるね~」と言ってから出掛けます。「お昼まで帰ってこなかったら、探してね~」と(笑)。

日々お散歩コースを開拓中。ジュウシマツコース、石ころコース、七面鳥コースの3コースを拓きました。
裏山に登って、気分転換。こ~んな風景が見られます(写真は七面鳥コースからの眺め)。



動き回る人々を眼下にぼ~っと見ていると、考えごとやリラックスに最適。がんばろっ!って自分に喝を入れて立ち上がると、元気を持って帰れます。そんな場所です。


そして・・・、話が突然変わりますが、送付物についてお願いがあります。
全然気づかなかったのですが、日本から届く封書が高確率で誰かに開けられています。これまで送られてきた手紙を見ると、やはりほとんど開けられていました。検閲ではなく、盗難目的です(手口は糊をそ~っと剥がして中を見て、また糊で閉じるというもの)。

非常に嫌~な気持ちになりますが、しょうがないですね。日本とは違います。高価なものや珍しいものが入っていても、それだけを抜いて、手紙だけ送られてきます(手紙はちゃんと送ってくれるあたり、チュニジアっぽいなぁと思います・苦笑)。
なんか悔しいので、もしお手紙を送ってくださる際には、
  一、ノリでしっかり封をする
  一、太めのセロハンテープ等で更に封をする(簡単には開けさせないぜ!という意思表示)
など工夫していただくと助かります。わたしも気をつけますので、ご協力お願いします。
Posted by chika - 2007.12.11,Tue
砂漠に1泊し、らくだで町に戻って休憩したあと、一路4WDでエルジェムへ(ローマ時代の円形劇場)。ローマのコロッセオに続く大きさで、保存状態もよし。くるりと観光した後、ケロアンという町へ移動。夜の町をお散歩して屋台料理をつまんで、ホテルで1泊。

翌朝は、ケロアンにあるアフリカ最古のグランドモスクを見学。ガイドがたまたま友達の知り合いで、色々説明してもらえました(ラッキー)。



柱ひとつにしても、扉にしても、細かい装飾が美しくて、感動もの。昔むか~しも、こうやって太陽の位置で時刻を測って礼拝していたんだと思うと感慨深かったです。1400年近く、たくさんのアラブの人々がこれを覗いてきたんだろうなぁ。



その後、北部のドゥッガというローマ都市遺跡へ。世界遺産なのに結構アバウトな管理で、観光客も私たちだけ(だったと思う)。小高い丘にある遺跡なので、周囲の緑の風景とのコントラストがとても綺麗。景色をぼんやり眺めたり、修復作業を観察したり、猫たちと戯れたり、各々まったりした時間を過ごしました。



その後は、わたしの暮らす村ガルディマウへ。2泊3日ゆったりと時間を過ごすことができました。ボスの家に招待されて遊びに行ったときには、息子たち(アズィーズとオマル)が大興奮。テンションマックスで手がつけられませんでした(笑)。
4人でチュニジア家庭料理を作ったり、ママの家に行っておしゃべりしたり。ここでの2日間は、チュニジア人との交流がメインだったんだけれど、みんな楽しんでくれたようで、大成功。ここでお世話になっている人達に、日本の友達を紹介することができたことも、嬉しかったなぁ。

そんなガルディマウ滞在を終えて、一路首都へ。首都では、メディナでお土産を買ったり、フリップ(古着や古バック、古靴漁り)、スーパーに出かけました。そして翌日、友達は日本へと帰ってゆき、わたしは任地へ。

みんなと旅行をした6日間は寒すぎず、天気も良くて、いちいち笑いに満ちたとても充実した日々でした。そして友達とチュニジアを巡ってみて、新鮮な気づきもあったり、反省もあったりで、いい経験になりました。あ~、楽しかった。 このブログをご覧になっている皆さまも、是非是非チュニジアへ遊びに来てくださいね!出来る限り、おもてなしさせていただきます!
Posted by chika - 2007.12.11,Tue
もう師走も半ばですね。去年の手帳を見てみると、去年の今頃は仕事を辞める直前。引継ぎ書作成や飲み会でテンヤワンヤだったなぁ。それから1年、環境はガラリと変わったけれど、やっぱり師走になると気持ちがそわそわします。
そんな師走の始まり、日本からお友達3人が遊びに来てくれました!元同僚の彼女達との4人旅行は珍道中、笑いに満ちた6日間。その様子をご紹介したいと思います。

12月2日夜、彼女たちと再会。見慣れた風景に佇む友人3名。わざわざ会いに来てくれることは有り難いことです、ほんとに。感謝の気持ちでいっぱいになりました。

早速、夜行列車で南部トズールへ。首都を21時前に経って、明け方5時半にトズール着、約8.5時間の長距離移動。夜明け前、空にまだ星がたくさんある頃、無事トズール着。4WDをレンタルしていたので、そこで運転手と合流して、ミデス・シェビカ・タメルザ観光へ。広大なアトラス山脈が朝日に赤く照らされていく様子は、とてもとても美しくて、車を止めてゆっくりと時間を過ごしました。下の写真は、ミデス。南部の風景は、北部の緑豊かな風景とは違って、力強くて壮大でした。



次の町ドゥーズまでは、何百キロも続く塩湖の上を通って行きます。塩が太陽の光でキラキラしていて、すごく綺麗。一面に広がる塩は、雪のようにも見えました。



その後、ドゥーズからサハラの旅(1泊)に出発!らくだに乗って、2時間半の旅。らくだは見れば見るほど興味深くて、友人達もお気に入りの様子。サハラ砂漠の砂のつぶつぶは、細かくてサラサラで、砂紋も綺麗でした。



夕食のあとは、星の下でキャンプファイヤー(というか、焚き火)をしながら、自称:遊牧民のおじさんたちとの歌とダンスタイム。ひとしきりコント的時間が終わったところで、お開きに。



その後は満天の星空に、大大大感動!!一切電気のない生活なので、星座を作れないほど散らばる星、ミルクのように見える天の川。音のない砂漠と流れ星に、じーんとしました・・・。

口の中にジャリジャリ砂を感じながら起きた朝。もう外では焚き火が始まってました。空が赤く染まっていくのを眺めながら、ぼ~っと過ごす。思えば、この旅では沢山の日の出と夕日を眺めました。すなわち早寝早起きの旅。健康的。



ベルベルの人達は、焚き火で熱くなった砂の中に生地を放り込んで、パンを焼きます。すぐに焼きあがったパンは、外はカリカリ、中はモッチモチで、絶品!食べ終わったときに少し砂を感じますが、それもまたオツ。この旅一番の美食でした。
そして忘れられない砂漠の思い出は、トイレ。砂漠にポツンとトイレBOXが設置されています。誰も居ないし、せっかくだから・・・と、ドアを開け放ち、広大な砂漠を見ながら代わるがわる用を足しました(笑)。人生に幅が出たような気がします。
~そして其の弐に続く~
Posted by chika - 2007.10.11,Thu
8月、夏休みを使って4泊5日で国内旅行へ出掛けてきました。

夏は各地でフェスティバルがあって、ヨーロッパ各地からたくさんのツーリストが訪れます。
エル・ジェムというローマ帝国時代の円形劇場でも、国際音楽祭が数週間にわたって開催されました。興味があったので、1日だけ行って来ました(その日はアメリカの歌手を招いてのゴスペルナイト)。



電気が落ちて、マイクも照明も働かなくなるハプニングもあったけれど、総立ちで歌って踊りながら盛り上がる感覚は久しぶりで、すごく楽しかったー。



音楽祭の次の日からは、ケルケナという島に滞在。静かな漁村で、ゆっくり時間を過ごしながら新鮮な魚介類をいただくには、もってこいの場所。タコが美味しい!とても気に入りました。
遠浅の海、波はなく、日差しの強い昼間はしーーーーんとしています。しーんとしすぎてて、頭の中が白くなって変な感覚になるほど。



ケルケナには知り合いの知り合い(日本語が達者)がいると聞いてたので、訪ねてみました。

彼はマグロを日本に輸出するお仕事をしてるのですが、チュニジアのマグロのほとんどは日本へ輸出されてるんだって(もしかしたらみんなのご家庭にも?)。マグロも捕ってすぐではなくて、ちょっと置いた方が美味しい。だからチュニジアでマグロを捕って、検査して、空輸して、築地に着く頃が食べ頃なんだって。うまいことできてますね。

首都でマグロの刺身を食べたけれど、劇的に旨い!!!!! もう美味しすぎて、吼えました。
食べものに関しては、日本人の口に合うものばかりだし、工夫すれば日本食も作れるし、ストレスなく生活できると思います。怪獣、ほっ。
Posted by chika - 2007.10.10,Wed
チュニジアのどんな村にでもあるのが、曜日スークと呼ばれる“曜日市”。

わたしの住む村では、毎週火曜日にスークが開かれ、広い空き地が大量の野菜やくだものや家庭用品やらで埋め尽くされます。お店で買うよりも新鮮で安いので、だいたいみんなここで買いだめをするみたい。色んなものが売られてて、なんだかチュニジアの縮図のようで、毎回新たな発見があって楽しいです。

わたしは昔から、ひとつの場所にお店がぎゅっと集まってるのが好き(ショッピングモール的なところ)。なので、スークは心躍る場所なわけです。 特に好きなのが、フリップ(古着屋さん)。大量にもりもり積まれた洋服のなかからほじくり出す。価格はTシャツなら50円~(閉店間際だと10円になることも)。タダみたいに安い⇒ Free Price ⇒ フリップ、というのが語源。

やっぱり首都やツーリスティックゾーンのフリップの方が質がよくって、お店もた~くさんあるから品物も多い。たまに首都に上がるときには、古着の山を漁りに行くのが楽しみのひとつになっています。
ここらで最近首都フリップで入手した、お気に入りをいくつかご紹介。

これは小さな肩掛けバック、約300円也。状態が良くて、革の色合いもお気に入り。



これはソファーに掛けてる布、約200円也。この布を買ったお店は、とてもセンスが良かった。ついつい長居してしまいました。また行きたいなぁ。



これはセーター、約200円也。色合いとデザインに一目惚れ。



・・・とまぁ、かわいい掘り出し物がたくさんあるのです。
特に女性陣はスーク&フリップで1日中楽しめるはず。みんな遊びに来てくれたら、ご案内するからね!
一緒にほじくろー!
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