素朴な毎日、感じたこと、考えたこと、ひとりごと、備忘録
Posted by chika - 2008.10.22,Wed
先週末、お友達(女の子2人)がガルディマウに遊びに来てくれました!
遠路はるばる日本から。本当にありがたいことです。
ガルディマウの駅に降り立った友達を見て、笑ってしまいました。違和感・・・!笑
いつもの風景に、ほぼ2年ぶりに会う友達。
嬉しさ、懐かしさ、安堵、ちょっぴり恥ずかしい気持ち(人見知りみたいなものかな)が入り混じって…、興奮状態なのが自分で分かります。
その日は友達を連れて職場へ行ったり、ママの家でお茶したり。
職場では、同僚や教え子たちにご紹介。友達のひとりがピアノの先生で、音楽クラブの指導者が大張り切り!物怖じしない友達に感心して「彼女、隊員向きだわ」なんて心の中で思ったりして。
そして職場を走り回るアズィーズとオマルを、まるで我が子のように自慢。
「ほら、かわいいでしょう?超かわいいでしょう?このかわいさは、チュニジア一だわ!」と(笑)。
会ってもらえて嬉しかったなぁ。この前、日本から友達が来たときも大ハッスルだったけれど、今回も結構興奮してたなぁ。
「チカが沢山いる~~っ!」って感じてるのかしら。
次の日は仕事のあとにチュニスに行って。食べて、話して、買いものして。彼女たちの食べるペースが自分のペースとピッタンコで、気持ちがいい。彼女たちの買う様が潔くって、気持ちがいい。そんなあっという間の3日間でした。
まいちゃん、かめちゃん、楽しんでもらえたかしら? 来てくれて、ありがとう!半年後、また東京で飲もうぜー。いかめし、大事に食べます。
遠路はるばる日本から。本当にありがたいことです。
ガルディマウの駅に降り立った友達を見て、笑ってしまいました。違和感・・・!笑
いつもの風景に、ほぼ2年ぶりに会う友達。
嬉しさ、懐かしさ、安堵、ちょっぴり恥ずかしい気持ち(人見知りみたいなものかな)が入り混じって…、興奮状態なのが自分で分かります。
その日は友達を連れて職場へ行ったり、ママの家でお茶したり。
職場では、同僚や教え子たちにご紹介。友達のひとりがピアノの先生で、音楽クラブの指導者が大張り切り!物怖じしない友達に感心して「彼女、隊員向きだわ」なんて心の中で思ったりして。
そして職場を走り回るアズィーズとオマルを、まるで我が子のように自慢。
「ほら、かわいいでしょう?超かわいいでしょう?このかわいさは、チュニジア一だわ!」と(笑)。
会ってもらえて嬉しかったなぁ。この前、日本から友達が来たときも大ハッスルだったけれど、今回も結構興奮してたなぁ。
「チカが沢山いる~~っ!」って感じてるのかしら。
次の日は仕事のあとにチュニスに行って。食べて、話して、買いものして。彼女たちの食べるペースが自分のペースとピッタンコで、気持ちがいい。彼女たちの買う様が潔くって、気持ちがいい。そんなあっという間の3日間でした。
まいちゃん、かめちゃん、楽しんでもらえたかしら? 来てくれて、ありがとう!半年後、また東京で飲もうぜー。いかめし、大事に食べます。
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Posted by chika - 2008.10.18,Sat
10月に仕事再開。
ボスにずーーーっとお願いしていた、(チュニジア人)パソコンクラブ指導員雇用の件。駆け引きが功を奏し、女性指導員がやって来ました!ワフェさん。これからは彼女と二人三脚で働くことになります。嬉しい!!
10月からは新クラス。
去年の教え子たちは、夏の間にちょっと大人びたかな。
新しい教え子たちは、いい子たちばかり。まだパソコンよりも日本に興味があるみたいで、無駄話で時間が過ぎる。今はこのコミュニケーションが大事だと思うし、楽しいです。
「地震って、どんな感じなの?怖い?」「わたしの名前を日本語で書いて!」「なんで日本人ってみんな同じ顔してるの?」「日本にはムスリムはいる?」「チカの宗教は?」「神道ってなに?」「ヘビって美味しいの?」「日本って、一人しか子ども産んじゃいけないんでしょう?」「日本のお菓子食べてみたいなぁ」「グォン・サンウ(韓国スター)と結婚したいんだけど…」
そして来週には職場で、全チュニジア隊員による「スペクタクル・ジャポネ(バレエ・ダンス・音楽・映像・日本文化紹介)」を開催予定!
行事ひとつやるにも、たくさんの書類が必要。チュニジアでお仕事をするのは本当に本当に大変だ…。
でも、きっときっと笑顔に溢れた1日になると思う!
あとひといき、だー。
ボスにずーーーっとお願いしていた、(チュニジア人)パソコンクラブ指導員雇用の件。駆け引きが功を奏し、女性指導員がやって来ました!ワフェさん。これからは彼女と二人三脚で働くことになります。嬉しい!!
10月からは新クラス。
去年の教え子たちは、夏の間にちょっと大人びたかな。
新しい教え子たちは、いい子たちばかり。まだパソコンよりも日本に興味があるみたいで、無駄話で時間が過ぎる。今はこのコミュニケーションが大事だと思うし、楽しいです。
「地震って、どんな感じなの?怖い?」「わたしの名前を日本語で書いて!」「なんで日本人ってみんな同じ顔してるの?」「日本にはムスリムはいる?」「チカの宗教は?」「神道ってなに?」「ヘビって美味しいの?」「日本って、一人しか子ども産んじゃいけないんでしょう?」「日本のお菓子食べてみたいなぁ」「グォン・サンウ(韓国スター)と結婚したいんだけど…」
そして来週には職場で、全チュニジア隊員による「スペクタクル・ジャポネ(バレエ・ダンス・音楽・映像・日本文化紹介)」を開催予定!
行事ひとつやるにも、たくさんの書類が必要。チュニジアでお仕事をするのは本当に本当に大変だ…。
でも、きっときっと笑顔に溢れた1日になると思う!
あとひといき、だー。
Posted by chika - 2008.10.04,Sat
ローマ、パリ、モン・サン・ミシェルにサン・マロ、ルルド、そして再びパリへ。
旅も残り一週間。ここで、旅の仲間が一人増えます。おいちゃん、同期のJOCVです(バレエの先生としてチュニジアで活動中)。
おいちゃんの大家さんの知り合いがパリに住んでいて、そこに2泊ホームステイしました。
その方はジョエルさんといって、イタリア広場付近に住む版画アーティスト。フランスでは名の知れた方なんだそうです。


そのアトリエでは、日本人女性もアシスタントとして働いていて、彼女が仙台出身(花京院)でビックリ!
しかもその彼女とその彼氏(日本語が達者!)は、わたしの母校を訪れること多々だそうで、それも驚き。不思議な縁だわ。
お仕事風景をじっくり見せてもらえる時間があったら良かったんだけれども。寝るためだけに滞在した感じで、今思えばそれが残念だったなぁ。
おいちゃんとは、BIOマルシェに行ったり、うなぎを食べに行ったり、アイスを食べたり、バレエシューズを選んでもらったり、朝から晩まで歩いて食べてた気がする。

マルシェは楽しい!天然酵母パンを量り売りしていて、こんなに美味しいパンを久しぶりに食べた。酵母がちょっぴり酸っぱくって、外側はバリバリで硬くて、中はしっとりしていて。こんな幸せなパンが焼けたらなぁ。

そしてこの旅のハイライト、オペラ・ガルニエでバレエを観る!
おいちゃんと一緒なので、解説付き。ちょっとお洒落をして、オペラ座へ。

この日は、振付師ジェローム・ロビン氏へのオマージュ公演の初日。初日はエトワール(トップダンサー達)の出演が多いということで、期待が高まる!
幕が開いて、小さな子ども達が行進。隣りのおいちゃんの様子がおかしい。いつも冷静な彼女が興奮しています。「これは年に数回しかやらない、デフィレという行進なの!」と大感動。オペラ座のバレエ学校の生徒とダンサーが全員出演する行進で、最後の決めのときにはもうシャンデリアみたいで美しかったなぁ。

そして、3演目にはどうしても観たかったエトワール(ニコラ・ル・リッシュ)が出演!!バレエ、ステキすぎる。ハマッてしまいそうだわ・・・。
ジェローム・ロビン氏はもともと演劇の振付師だったそうで、バレエの要素を盛り込んだコメディなコンテンポラリーな演目もあって、思う存分楽しめました。興奮して夜も寝付けなくって、子どものようにはしゃいだ夜でした。
そして2泊だけを共にして、おいちゃんはチュニジアへと帰って行き、また一人旅へ。ちょっと寂しい。
教会のゴスペルライブに行ったり、シャトレ座へタンゴ公演を観に行ったり(アルゼンチンのダンサーが来仏して、タンゴミュージカルをやっていた。千秋楽だったからかすごく盛り上がって人生初のスタンディングオベーション!)、散歩して、本読んで。の~んびり。
そして9月24日、帰国の日。
サクレ=クールの近くの美味しいクロワッサンをたんと買いこみ、オペラ座に別れを告げ、空港へ向かう。
こんなにヨーロッパが楽しいとは思わなかったなぁ。チュニジアから行ったからというのもあるけれども、もっともっとフランスをヨーロッパを見てみたい。
そして「旅はリュック背負って一人でしょう!」派だったのだけれど、「年を取っても、手を繋いで旅する相棒が居たらいいな・・・」なんて心境の変化もあったりして。モナムールのお国柄に一時的にヤラれてしまっただけかもしれませんが(笑)。
これが、旅の記録です。だいぶ端折ってますが、結構長くなってしまいましたね。
これを全部読んでくれる人は果たしているんだろうか・・・、居ないだろうなぁ(笑)居たとしたら、有難うございます。
そして今チュニジアです。
9月1日に始まったラマダンは30日に終了し、10月1日と2日はアイード(ラマダン明けの祭日)、そして3日から仕事を再開しました。長いヴァカンスもおしまい。
今は生徒募集期間で、来週から本格的な指導を始めます。新しいことに取り組んでみるつもりなので、その反応が楽しみだな~。残りの活動もあと6ヶ月。ガッツだ!
おしまい。
旅も残り一週間。ここで、旅の仲間が一人増えます。おいちゃん、同期のJOCVです(バレエの先生としてチュニジアで活動中)。
おいちゃんの大家さんの知り合いがパリに住んでいて、そこに2泊ホームステイしました。
その方はジョエルさんといって、イタリア広場付近に住む版画アーティスト。フランスでは名の知れた方なんだそうです。
そのアトリエでは、日本人女性もアシスタントとして働いていて、彼女が仙台出身(花京院)でビックリ!
しかもその彼女とその彼氏(日本語が達者!)は、わたしの母校を訪れること多々だそうで、それも驚き。不思議な縁だわ。
お仕事風景をじっくり見せてもらえる時間があったら良かったんだけれども。寝るためだけに滞在した感じで、今思えばそれが残念だったなぁ。
おいちゃんとは、BIOマルシェに行ったり、うなぎを食べに行ったり、アイスを食べたり、バレエシューズを選んでもらったり、朝から晩まで歩いて食べてた気がする。
マルシェは楽しい!天然酵母パンを量り売りしていて、こんなに美味しいパンを久しぶりに食べた。酵母がちょっぴり酸っぱくって、外側はバリバリで硬くて、中はしっとりしていて。こんな幸せなパンが焼けたらなぁ。
そしてこの旅のハイライト、オペラ・ガルニエでバレエを観る!
おいちゃんと一緒なので、解説付き。ちょっとお洒落をして、オペラ座へ。
この日は、振付師ジェローム・ロビン氏へのオマージュ公演の初日。初日はエトワール(トップダンサー達)の出演が多いということで、期待が高まる!
幕が開いて、小さな子ども達が行進。隣りのおいちゃんの様子がおかしい。いつも冷静な彼女が興奮しています。「これは年に数回しかやらない、デフィレという行進なの!」と大感動。オペラ座のバレエ学校の生徒とダンサーが全員出演する行進で、最後の決めのときにはもうシャンデリアみたいで美しかったなぁ。
そして、3演目にはどうしても観たかったエトワール(ニコラ・ル・リッシュ)が出演!!バレエ、ステキすぎる。ハマッてしまいそうだわ・・・。
ジェローム・ロビン氏はもともと演劇の振付師だったそうで、バレエの要素を盛り込んだコメディなコンテンポラリーな演目もあって、思う存分楽しめました。興奮して夜も寝付けなくって、子どものようにはしゃいだ夜でした。
そして2泊だけを共にして、おいちゃんはチュニジアへと帰って行き、また一人旅へ。ちょっと寂しい。
教会のゴスペルライブに行ったり、シャトレ座へタンゴ公演を観に行ったり(アルゼンチンのダンサーが来仏して、タンゴミュージカルをやっていた。千秋楽だったからかすごく盛り上がって人生初のスタンディングオベーション!)、散歩して、本読んで。の~んびり。
そして9月24日、帰国の日。
サクレ=クールの近くの美味しいクロワッサンをたんと買いこみ、オペラ座に別れを告げ、空港へ向かう。
こんなにヨーロッパが楽しいとは思わなかったなぁ。チュニジアから行ったからというのもあるけれども、もっともっとフランスをヨーロッパを見てみたい。
そして「旅はリュック背負って一人でしょう!」派だったのだけれど、「年を取っても、手を繋いで旅する相棒が居たらいいな・・・」なんて心境の変化もあったりして。モナムールのお国柄に一時的にヤラれてしまっただけかもしれませんが(笑)。
これが、旅の記録です。だいぶ端折ってますが、結構長くなってしまいましたね。
これを全部読んでくれる人は果たしているんだろうか・・・、居ないだろうなぁ(笑)居たとしたら、有難うございます。
そして今チュニジアです。
9月1日に始まったラマダンは30日に終了し、10月1日と2日はアイード(ラマダン明けの祭日)、そして3日から仕事を再開しました。長いヴァカンスもおしまい。
今は生徒募集期間で、来週から本格的な指導を始めます。新しいことに取り組んでみるつもりなので、その反応が楽しみだな~。残りの活動もあと6ヶ月。ガッツだ!
おしまい。
Posted by chika - 2008.10.04,Sat
「フランス行ったらルルドに行ってみたい!」というのは、学生時代から思っていたこと。
ルルドはキリスト教の聖地で、病気が治る泉があるところとして有名です。今から150年前(結構最近ですね)ベルナデッタという少女の前にマリア様が出現します。マリア様は「ここを掘れば泉が出ます。みな、この水で顔や体を洗いなさい」と告げたのだそうです。それから実際に奇跡が起きていて、今もなお病気を抱える人々がやってくる地です。
この話を学生時代に先生から聞いて(たしかビデオも見せてもらった気がする)、すごく記憶に残っていて。
パリからTGV(新幹線みたいなの)で7時間南へ下り、ピレネー山脈を背にするルルドへ出掛けたのでした。

病気の方々が多く訪れるからか、街自体が優しい。バリアフリーだし、ホスピタリティー。
聖地に行ってみると、お年寄りと車椅子の多さに驚く。聖域の周りにはいくつか病院があって、沐浴の時間になると、病院から沐浴場まで車椅子の行列です。ボランティアもたくさんいてサポートしている。優しい空間。
マリア様出現から今年でちょうど150周年。ほんの2、3日前までローマ法王がこの地にやって来ていて(毎日のようにテレビで生中継されてた)、そのせいかまだたくさん観光客が残っていた模様。
道端には、法王のプロマイド(生写真)が売られていて、くすっと笑ってしまいました。確かに熱狂的に尊敬され愛される存在ではあるけれどプロマイドて・・・。

聖水は、誰でもいくらでも汲むことができて、ポリタンクに何本分も汲んでる人が多い。聞けば、とても美味しい水(しかもタダ)なので、毎日汲みに来る人も多いんですって(経済的!)。たしかに軟水で冷たくって癖がないから美味しい。
そして夜は、ろうそくの行列。
これは150年前から続くもので、マリア様の像を先頭に、ろうそくを持った人々が聖地を行進するというもの。
マリア様出現のエピソードや、讃える言葉を唱えたり、アヴェ・マリアを歌いながら歩く。かなり濃いキリスト教の世界。


そして冷えた体を温めたくって入ったバーがたまたまゲイバーで、とても楽しい時間を過ごせました。陽気で愉快な時間。ギネスビールと、コンフィ・デ・カナール(南仏名物、鴨の油漬け)とフリット、ケーキとコーヒー。
隣りでは、ルルド青年会(と、わたしは思った)の方々が美味しそうにビールを飲んでいて。彼らは毎晩ろうそくの行列にボランティアとして参加してるんですって。ろうそくを持って一緒に歩いたり、車椅子を押したり、誘導したり。きっとボランティアの後は毎晩こうやって飲んでるんだろうなぁ。こういうのって、見てて気持ちがいい。
そして旅も残りわずか。
つづく。
ルルドはキリスト教の聖地で、病気が治る泉があるところとして有名です。今から150年前(結構最近ですね)ベルナデッタという少女の前にマリア様が出現します。マリア様は「ここを掘れば泉が出ます。みな、この水で顔や体を洗いなさい」と告げたのだそうです。それから実際に奇跡が起きていて、今もなお病気を抱える人々がやってくる地です。
この話を学生時代に先生から聞いて(たしかビデオも見せてもらった気がする)、すごく記憶に残っていて。
パリからTGV(新幹線みたいなの)で7時間南へ下り、ピレネー山脈を背にするルルドへ出掛けたのでした。
病気の方々が多く訪れるからか、街自体が優しい。バリアフリーだし、ホスピタリティー。
聖地に行ってみると、お年寄りと車椅子の多さに驚く。聖域の周りにはいくつか病院があって、沐浴の時間になると、病院から沐浴場まで車椅子の行列です。ボランティアもたくさんいてサポートしている。優しい空間。
マリア様出現から今年でちょうど150周年。ほんの2、3日前までローマ法王がこの地にやって来ていて(毎日のようにテレビで生中継されてた)、そのせいかまだたくさん観光客が残っていた模様。
道端には、法王のプロマイド(生写真)が売られていて、くすっと笑ってしまいました。確かに熱狂的に尊敬され愛される存在ではあるけれどプロマイドて・・・。
聖水は、誰でもいくらでも汲むことができて、ポリタンクに何本分も汲んでる人が多い。聞けば、とても美味しい水(しかもタダ)なので、毎日汲みに来る人も多いんですって(経済的!)。たしかに軟水で冷たくって癖がないから美味しい。
そして夜は、ろうそくの行列。
これは150年前から続くもので、マリア様の像を先頭に、ろうそくを持った人々が聖地を行進するというもの。
マリア様出現のエピソードや、讃える言葉を唱えたり、アヴェ・マリアを歌いながら歩く。かなり濃いキリスト教の世界。
そして冷えた体を温めたくって入ったバーがたまたまゲイバーで、とても楽しい時間を過ごせました。陽気で愉快な時間。ギネスビールと、コンフィ・デ・カナール(南仏名物、鴨の油漬け)とフリット、ケーキとコーヒー。
隣りでは、ルルド青年会(と、わたしは思った)の方々が美味しそうにビールを飲んでいて。彼らは毎晩ろうそくの行列にボランティアとして参加してるんですって。ろうそくを持って一緒に歩いたり、車椅子を押したり、誘導したり。きっとボランティアの後は毎晩こうやって飲んでるんだろうなぁ。こういうのって、見てて気持ちがいい。
そして旅も残りわずか。
つづく。
Posted by chika - 2008.10.04,Sat
パリの後は、モン・サン・ミシェルと、サン・マロという海辺の町へ。
フランスに行ったら、世界遺産モン・サン・ミシェルはぜひ見てみたかった!

日帰りできる観光地なので、夕方近くになるとツアー客がぐっと減って、静かな島になります。地元の人が車で犬を連れて散歩に来たりだとか、泊まり客だとかが、海を眺めて歩く。
満ち潮になるとグングンと海に囲まれるモン・サン・ミシェル。春分の日あたりだと、満ち潮の速度が一番速くって、馬に乗らないと飲み込まれる勢いなのだそう。この日はロバに乗っても間に合うくらいにゆっくりと潮が満ちていました。
ここらへんは、ノルマンディー地方。ぶどうの採れないこの地域で、リンゴ酒(シードル)の名産地。
ほろ酔いで眺める夜のモン・サン・ミシェルも、ライトアップされていてロマンチック!
次の日はバスでサン・マロという海岸沿いの街へ移動し、しばらく滞在。
ここはそんなに有名ではないのだけれど「カキ養殖地から近い」「海がある」という条件から、ゆったりするにはいいのでは?と安易に選んだところ。
でも行ってから、じわじわとぐんぐんとこの街を気に入っていきました。

海がある風景というのは、すごく心が休まって安らぎますよね。
防波堤に座って本を読んで、ふと顔をあげたときに世界が変わって見える時があって、その感じがとても好き。わたしにとって海はポジティブの象徴で、エネルギーをもらえる特別な場所。
そして予想通り、食べものが美味しい!生カキもムール貝も山ほど食べれたし(しかも安い)、羊も美味しい。
そしてガレット(そば粉のクレープ)!『Ti-Nevez』というガレットのお店は最高に美味しかった~。トラディショナルなだけあって、シンプルなんだけれど、じゅわっとそば粉の美味しさが広がって、もう堪らんっ!小さなお店なんだけれど、雰囲気も良いし、コーヒーやお菓子に至るまで素朴で美味しくって。写真を撮らなかったのが心残りだわ・・・。
そしてそして。城壁内に旧市街が広がっているの。旧市街フェチ予備軍としては、心躍る風景。下の写真の向こう側に見えるのが、城壁に囲まれた旧市街です。

そして旧市街の中にある大聖堂(サン・ヴィンセント)がもう素晴らしくって。
ステンドグラスがふんだんに使われていて、空気がほわ~っと綺麗に色づく。なんて美しいんだろうと思って!年代を感じさせる作りなんだけれど、祭壇がちょっとモダンだったりして。今回の旅で一番のお気に入りの教会です。

そんなこんなで、海とカキがあればいっか~なんてあんまり期待していなかったサン・マロですが、最高の街!でした。
手放しにおススメしたい街、サン・マロ。こういう出会いがあるから、堪らん。
長文ですみません(全然備忘録程度じゃないじゃん!)。
でも、まだつづく。
フランスに行ったら、世界遺産モン・サン・ミシェルはぜひ見てみたかった!
日帰りできる観光地なので、夕方近くになるとツアー客がぐっと減って、静かな島になります。地元の人が車で犬を連れて散歩に来たりだとか、泊まり客だとかが、海を眺めて歩く。
満ち潮になるとグングンと海に囲まれるモン・サン・ミシェル。春分の日あたりだと、満ち潮の速度が一番速くって、馬に乗らないと飲み込まれる勢いなのだそう。この日はロバに乗っても間に合うくらいにゆっくりと潮が満ちていました。
ここらへんは、ノルマンディー地方。ぶどうの採れないこの地域で、リンゴ酒(シードル)の名産地。
ほろ酔いで眺める夜のモン・サン・ミシェルも、ライトアップされていてロマンチック!
次の日はバスでサン・マロという海岸沿いの街へ移動し、しばらく滞在。
ここはそんなに有名ではないのだけれど「カキ養殖地から近い」「海がある」という条件から、ゆったりするにはいいのでは?と安易に選んだところ。
でも行ってから、じわじわとぐんぐんとこの街を気に入っていきました。
海がある風景というのは、すごく心が休まって安らぎますよね。
防波堤に座って本を読んで、ふと顔をあげたときに世界が変わって見える時があって、その感じがとても好き。わたしにとって海はポジティブの象徴で、エネルギーをもらえる特別な場所。
そして予想通り、食べものが美味しい!生カキもムール貝も山ほど食べれたし(しかも安い)、羊も美味しい。
そしてガレット(そば粉のクレープ)!『Ti-Nevez』というガレットのお店は最高に美味しかった~。トラディショナルなだけあって、シンプルなんだけれど、じゅわっとそば粉の美味しさが広がって、もう堪らんっ!小さなお店なんだけれど、雰囲気も良いし、コーヒーやお菓子に至るまで素朴で美味しくって。写真を撮らなかったのが心残りだわ・・・。
そしてそして。城壁内に旧市街が広がっているの。旧市街フェチ予備軍としては、心躍る風景。下の写真の向こう側に見えるのが、城壁に囲まれた旧市街です。
そして旧市街の中にある大聖堂(サン・ヴィンセント)がもう素晴らしくって。
ステンドグラスがふんだんに使われていて、空気がほわ~っと綺麗に色づく。なんて美しいんだろうと思って!年代を感じさせる作りなんだけれど、祭壇がちょっとモダンだったりして。今回の旅で一番のお気に入りの教会です。
そんなこんなで、海とカキがあればいっか~なんてあんまり期待していなかったサン・マロですが、最高の街!でした。
手放しにおススメしたい街、サン・マロ。こういう出会いがあるから、堪らん。
長文ですみません(全然備忘録程度じゃないじゃん!)。
でも、まだつづく。
Posted by chika - 2008.10.04,Sat
暑いローマから冷えるフランスへ。2時間半のフライト。
ホテルはオペラ座から歩いて30分くらいで、フロントはアルジェリア人揃い。アラビア語で会話することになり、なんだか変な仲間意識が生まれる。楽ちんだけれど、なんだか切ない。とにかくアラブ人は人との距離が近いなぁ。
パリは小さい街と聞いていたけれども本当で、ちょっと頑張ればどこでも歩いて行けた。
教会巡り、美術館巡り、お散歩、カフェ。
夜の散歩とか、カフェでお茶をするとか、本屋・DVD屋巡り、いつもは出来ない普通のことが楽しかったなぁ。
そういえば、メトロに乗ったときに車内でサックスやギターを弾くパフォーマーに会うと、すごく幸せな気持ちになったなぁ!「ほら、今日もステキな一日になるよ」って言ってくれてるみたいで。

そして特筆すべきは、狂言を観れたこと!
9月11日、日本は京都の茂山花形狂言ファミリーによるパリ公演のチケットを入手することができて。
なんでも日仏交流150周年と、パリ京都友好都市締結50周年が重なって実現した公演らしい。
フランス人でも理解しやすいようにか、最初の演目は、舞。続いて小噺2つ。これが笑えて面白かった~!隣りのフランス人男性は日本で働いていたことがあって、笑うポイントが一緒(すごい!)。
パリで日本の古典を観れるなんて思ってもいなかったから、偶然がとてもとても嬉しくって。帰り道はニヤニヤしちゃうくらい嬉しかった。途中、ポーズカフェで大吟醸をシコタマ頂いたというのもあるんだけれど(笑)。

パリにシコタマ心奪われる。
つづく。
ホテルはオペラ座から歩いて30分くらいで、フロントはアルジェリア人揃い。アラビア語で会話することになり、なんだか変な仲間意識が生まれる。楽ちんだけれど、なんだか切ない。とにかくアラブ人は人との距離が近いなぁ。
パリは小さい街と聞いていたけれども本当で、ちょっと頑張ればどこでも歩いて行けた。
教会巡り、美術館巡り、お散歩、カフェ。
夜の散歩とか、カフェでお茶をするとか、本屋・DVD屋巡り、いつもは出来ない普通のことが楽しかったなぁ。
そういえば、メトロに乗ったときに車内でサックスやギターを弾くパフォーマーに会うと、すごく幸せな気持ちになったなぁ!「ほら、今日もステキな一日になるよ」って言ってくれてるみたいで。
そして特筆すべきは、狂言を観れたこと!
9月11日、日本は京都の茂山花形狂言ファミリーによるパリ公演のチケットを入手することができて。
なんでも日仏交流150周年と、パリ京都友好都市締結50周年が重なって実現した公演らしい。
フランス人でも理解しやすいようにか、最初の演目は、舞。続いて小噺2つ。これが笑えて面白かった~!隣りのフランス人男性は日本で働いていたことがあって、笑うポイントが一緒(すごい!)。
パリで日本の古典を観れるなんて思ってもいなかったから、偶然がとてもとても嬉しくって。帰り道はニヤニヤしちゃうくらい嬉しかった。途中、ポーズカフェで大吟醸をシコタマ頂いたというのもあるんだけれど(笑)。
パリにシコタマ心奪われる。
つづく。
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