素朴な毎日、感じたこと、考えたこと、ひとりごと、備忘録
Posted by chika - 2008.10.04,Sat
「フランス行ったらルルドに行ってみたい!」というのは、学生時代から思っていたこと。
ルルドはキリスト教の聖地で、病気が治る泉があるところとして有名です。今から150年前(結構最近ですね)ベルナデッタという少女の前にマリア様が出現します。マリア様は「ここを掘れば泉が出ます。みな、この水で顔や体を洗いなさい」と告げたのだそうです。それから実際に奇跡が起きていて、今もなお病気を抱える人々がやってくる地です。
この話を学生時代に先生から聞いて(たしかビデオも見せてもらった気がする)、すごく記憶に残っていて。
パリからTGV(新幹線みたいなの)で7時間南へ下り、ピレネー山脈を背にするルルドへ出掛けたのでした。

病気の方々が多く訪れるからか、街自体が優しい。バリアフリーだし、ホスピタリティー。
聖地に行ってみると、お年寄りと車椅子の多さに驚く。聖域の周りにはいくつか病院があって、沐浴の時間になると、病院から沐浴場まで車椅子の行列です。ボランティアもたくさんいてサポートしている。優しい空間。
マリア様出現から今年でちょうど150周年。ほんの2、3日前までローマ法王がこの地にやって来ていて(毎日のようにテレビで生中継されてた)、そのせいかまだたくさん観光客が残っていた模様。
道端には、法王のプロマイド(生写真)が売られていて、くすっと笑ってしまいました。確かに熱狂的に尊敬され愛される存在ではあるけれどプロマイドて・・・。

聖水は、誰でもいくらでも汲むことができて、ポリタンクに何本分も汲んでる人が多い。聞けば、とても美味しい水(しかもタダ)なので、毎日汲みに来る人も多いんですって(経済的!)。たしかに軟水で冷たくって癖がないから美味しい。
そして夜は、ろうそくの行列。
これは150年前から続くもので、マリア様の像を先頭に、ろうそくを持った人々が聖地を行進するというもの。
マリア様出現のエピソードや、讃える言葉を唱えたり、アヴェ・マリアを歌いながら歩く。かなり濃いキリスト教の世界。


そして冷えた体を温めたくって入ったバーがたまたまゲイバーで、とても楽しい時間を過ごせました。陽気で愉快な時間。ギネスビールと、コンフィ・デ・カナール(南仏名物、鴨の油漬け)とフリット、ケーキとコーヒー。
隣りでは、ルルド青年会(と、わたしは思った)の方々が美味しそうにビールを飲んでいて。彼らは毎晩ろうそくの行列にボランティアとして参加してるんですって。ろうそくを持って一緒に歩いたり、車椅子を押したり、誘導したり。きっとボランティアの後は毎晩こうやって飲んでるんだろうなぁ。こういうのって、見てて気持ちがいい。
そして旅も残りわずか。
つづく。
ルルドはキリスト教の聖地で、病気が治る泉があるところとして有名です。今から150年前(結構最近ですね)ベルナデッタという少女の前にマリア様が出現します。マリア様は「ここを掘れば泉が出ます。みな、この水で顔や体を洗いなさい」と告げたのだそうです。それから実際に奇跡が起きていて、今もなお病気を抱える人々がやってくる地です。
この話を学生時代に先生から聞いて(たしかビデオも見せてもらった気がする)、すごく記憶に残っていて。
パリからTGV(新幹線みたいなの)で7時間南へ下り、ピレネー山脈を背にするルルドへ出掛けたのでした。
病気の方々が多く訪れるからか、街自体が優しい。バリアフリーだし、ホスピタリティー。
聖地に行ってみると、お年寄りと車椅子の多さに驚く。聖域の周りにはいくつか病院があって、沐浴の時間になると、病院から沐浴場まで車椅子の行列です。ボランティアもたくさんいてサポートしている。優しい空間。
マリア様出現から今年でちょうど150周年。ほんの2、3日前までローマ法王がこの地にやって来ていて(毎日のようにテレビで生中継されてた)、そのせいかまだたくさん観光客が残っていた模様。
道端には、法王のプロマイド(生写真)が売られていて、くすっと笑ってしまいました。確かに熱狂的に尊敬され愛される存在ではあるけれどプロマイドて・・・。
聖水は、誰でもいくらでも汲むことができて、ポリタンクに何本分も汲んでる人が多い。聞けば、とても美味しい水(しかもタダ)なので、毎日汲みに来る人も多いんですって(経済的!)。たしかに軟水で冷たくって癖がないから美味しい。
そして夜は、ろうそくの行列。
これは150年前から続くもので、マリア様の像を先頭に、ろうそくを持った人々が聖地を行進するというもの。
マリア様出現のエピソードや、讃える言葉を唱えたり、アヴェ・マリアを歌いながら歩く。かなり濃いキリスト教の世界。
そして冷えた体を温めたくって入ったバーがたまたまゲイバーで、とても楽しい時間を過ごせました。陽気で愉快な時間。ギネスビールと、コンフィ・デ・カナール(南仏名物、鴨の油漬け)とフリット、ケーキとコーヒー。
隣りでは、ルルド青年会(と、わたしは思った)の方々が美味しそうにビールを飲んでいて。彼らは毎晩ろうそくの行列にボランティアとして参加してるんですって。ろうそくを持って一緒に歩いたり、車椅子を押したり、誘導したり。きっとボランティアの後は毎晩こうやって飲んでるんだろうなぁ。こういうのって、見てて気持ちがいい。
そして旅も残りわずか。
つづく。
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