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素朴な毎日、感じたこと、考えたこと、ひとりごと、備忘録
Posted by - 2025.05.05,Mon
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Posted by chika - 2009.02.27,Fri
記念すべき通算10人目のお客さまは、マラウイからのお客さま。
はるばる南アとエジプト経由で遊びに来てくれました。ありがたや。

首都ではあいにくの雨模様。メディナ(旧市街)とシディブサイイド(白と青の海辺の街)は人が居なくって、の~んびりできました。
シディブサイイドでは、気になっていた海の見えるレストラン~Au bon vieux temps~に行けたのが嬉しい! お洒落すぎるメニュー名にどきまぎ(笑)。いつもは「いか炒め」「蛸サラダ」「羊の頭」とか分かりやすいメニューのお店ばかり行ってるので、「地中海のシンフォニー」とか言われてもさっぱり分からず。えいっ!と選んだら、シーフードのクリーム炒めみたいなのでした。
景色と雰囲気も美味しいお店だったな。

我が家では、備蓄食糧&お酒類の消費にご協力いただきました。
餃子にフォーに醤油にお味噌、お米。お酒はひとりでは到底飲みきれなかったので、とーっても助かりました。 トリを丸々一羽と、フェンネル(西洋セロリ)、玉ねぎ、ショウガやニンニク、塩コショウでコトコトトロトロ煮たスープが美味しかった~。レモンをたっぷり絞って、さっぱりと。久々のヒット。

お酒を片手に、マラウイのお話、マラウイで活躍してる同期隊員のお話、仕事の話などなどを。
コーチングを受けた感あり。がんばろーっと。がんばるぞー。ポジティブに、自信を持って。

そして今、イネス(ママの長女で、フランスにお嫁に行った子)がサプライズで帰省中! イネスはここに来て初めて出来たお友達。年齢が同じだったこともあって、よく双子と言われたイネス。離任前にまた再会できて良かった。ありがとうってちゃんと言えて良かった。

そんなこんなの数日間。もうすぐ2月も終わりますね。
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Posted by chika - 2009.01.07,Wed
新年明けましておめでとうございます。
みなさま、旧年中は大変お世話になりました。ブログで、メールで、手紙で、直接チュニジアに来て応援してくださった方々、心から感謝しています。今年もどうぞよろしくお願いします。引き続き、ご愛顧のほど。

チュニジアで迎える2度目のお正月は、日本から遊びに来てくれた姉と友達と、3人で賑やかに過ごしました。もうすごく楽しくって美味しくって、笑って食べてばっかりの一週間。

首都近郊の町(シディブ・サイイドやカルタゴ)をぶらぶらしたり、砂漠でヒジュラ暦1429年大晦日の日の出を見たり。



レザー・ルージュ(渓谷を走る観光列車)に乗ったり。地層が綺麗に浮かび上がるパノラマはそれはそれは美しいのだけれど、何時間も見ているとさすがに飽きる(笑)。お客さんが車掌さんに「あと何分で終わる?」と聞いていたのが面白かった(笑)



ラクダに乗って砂漠をお散歩したり。あんちゃんと喧嘩したり。



そしてガルデイマウでうるるん体験。ママが作ってくれた大量のクスクスに面食らう二人。大家さんのお家の夕食も気に入ってもらえて、やっぱり家庭料理が一番だわぁと実感しました。



元旦は首都でタラソテラピー。目のほとんど開いていないおじいちゃんタクシーに乗って(でも飛ばし屋。当然クラクション鳴らされる)、在住日本人おススメのレジデンスホテルへ向かいます。
ジャグジーバスに海草パック、塩ゴマージュに全身マッサージ、プール。・・・なんだか場違いなところへ来てしまったような感覚。プールでは、絶対に欧米人に笑われていた!!客観的に見て、笑える光景だもんなぁ。あー、うける。
日本人にしたら、タラソよりか、指圧とかツボとか、ぐいぐい押しまっせ系の方が好みなんじゃないかなぁ。

そしてメディナ(世界遺産の旧市街)でお土産ショッピング。くたくた皮のスリッパ、かわいい柄の入ったティーグラス、らくだ毛の絨毯、キーホルダー(結構気の抜けた感じでかわいい)、オリーブの木のキッチン用具(すぐに水が乾いて使いやすい!)、オリーブ石鹸(香りが良くって肌に優しい)などがおススメ。値段交渉も楽しいね。



思い出すだけで、にやけてしまうような幸せな日々。二人が帰国したあと数日は随分ホームシックだったけれど、今はもう回復!だって、あと3ヶ月しかないもんね。どんな終わり方になるのか未知数だけれど、我慢しないで、自分らしく頑張りたいな。二人からもらったパワーと勇気で充電完了!!

2009年丑年、みなさんはどんな目標を掲げましたか?
みなさんにとって、笑顔たっぷり、元気いっぱいの一年になりますように。
今年もどうぞよろしくお願いしまーす。
Posted by chika - 2008.11.26,Wed
11月6日から10日間、友達がチュニジアに遊びに来てくれました!
彼女は現在シエラレオネにある日本の援助機関(私のボス会社)で働いていて、モロッコ経由のフライトでチュニジア入り。いざ西アフリカから、北アフリカへ。

彼女との再会は、7日に首都で行われたダンスの全国コンクール会場にて。
せっかくの海外旅行なのに、活動に付き合ってもらって大感謝!話し上手な方なので、すぐに青少年に取り囲まれ、人気者になってました(笑)。

コンクールの後は、振替休日を使って2泊3日の南部旅行(急ぎ足!)へ。数々のオモシロ出来事に遭遇。

タメルザというところでは、夜通しナツメヤシの実を泥棒から守るという薄着のおっちゃんに出会ったり(40年以上この仕事をしてきて、これまで犯人を捕まえたのは4回。ほんまかいな)。
ガフサという町では協力隊員とシニアボランティアにばったり出会ったり(牛の足がど~んと入ったシチューをみんなで仲良く食べました)。
ドゥーズの砂漠キャンプでは、2年かけて世界周遊中のブラジル人ご夫妻と夜を過ごし(ウルトラ社交的な旦那さんと、素敵な笑顔で微笑む奥さん。ナイスカップル!)。
トゥジェンの町では馬力を使ってオリーブオイルを作るところを見学したり(エクストラもエクストラなバージンオイルが1.5リットルで700円弱と、とってもお得)。
ジェルバでは協力隊員の職場を見せてもらった後に「ここにぶら下がっておまじないを唱えると結婚できる」というモスクに行ったり(効果の程はいかに・笑)。



旅行のあとは任地ガルディマウに来てくれて、ボスやママのお家にお呼ばれ。定番コースです。
みんな快くおもてなしをしてくれるのは、本当にありがたい。そしてそれに応えて、積極的にコミュニケートしてくれる彼女にも感謝の気持ちでいっぱいになりました。



さて、仙台白百合学園出身の方々、シエラレオネ在住のSr.根岸を憶えていますか?
マスールの教会や学校のために、中高時代にシエラレオネ街頭募金とか、100円募金とかしましたよね?
朝礼でSr.根岸からのお手紙が読み上げられたりだとか、講演にいらしたこともありましたね。
そのSr.根岸、今もシエラレオネでご健在だそうです。懐かしいお名前に、じ~んとしました。
思えばこの中高時代のボランティア活動がきっかけとなって、海外の問題がず~っと心に引っかかって、それで協力隊に来たようなもの。
数年に一度しか帰国されず、その国の人々のために何十年も尽くされる・・・。なんて志の高く、使命感の強いことでしょう!2年やそこらでヒーヒー言ってられんわ。一度行ってお会いしたいなぁ。

さて、シエラレオネは世界で一番貧しい国にランクされ、(記憶が正しければ)平均寿命も一番短い国。
ダイヤモンドがきっかけで紛争が起き、2002年にようやく終結したばかり。少年兵、非人道的行為・・・。
・・・よく紹介されるキーワードだけを見ると、悲しい歴史と厳しい現実という印象だけれど、彼女を通して聞いたシエラレオネは温かくって人間味に溢れていて(もちろん大変な部分は大変なんだけれど)、ぐっと身近に感じられました。

やっぱり、ガードレールがきちんと整備されているのや、電線が張り巡らされているのや、観光のし易さを見ては「うわ~、すごいわ!すごいなぁ、チュニジア!!」と感動する姿を見ると、シエラレオネではどこから手をつけていいのか迷うくらいに課題は山積みなんだろうと思い知らされたのですが・・・(電線を張っても、すぐに転売目的で盗まれてしまうんですって)。

そして聞いて驚いたのは、シエラレオネには(いまなお!)黒魔術師、秘密結社が存在するということ。
普通の会話として「あの人は黒魔術師に呪い殺されたのよ」と囁かれたり、突然「あっ!あの太鼓の音が聞こえる!秘密結社がやって来るから、早く家の中に隠れて!」と蜘蛛の子散らす勢いでみんな隠れるんだそうです。秘密結社を見た人は死んでしまうんですって。
ふしぎだー。ふしぎすぎるー。興味深々。追いかけて見たいけど、見たら死ぬ。死ぬの嫌だけど、見たい・・・。

そんなこんなでペチャクチャ話して、食べて、飲んで、旅して、楽しい数日間でした。
「100コの夢リスト」(死ぬまでにしたい100のコト)に、ひとつ追加。「シエラレオネの黒魔術師に会う」
Posted by chika - 2008.10.22,Wed
先週末、お友達(女の子2人)がガルディマウに遊びに来てくれました!
遠路はるばる日本から。本当にありがたいことです。

ガルディマウの駅に降り立った友達を見て、笑ってしまいました。違和感・・・!笑
いつもの風景に、ほぼ2年ぶりに会う友達。
嬉しさ、懐かしさ、安堵、ちょっぴり恥ずかしい気持ち(人見知りみたいなものかな)が入り混じって…、興奮状態なのが自分で分かります。

その日は友達を連れて職場へ行ったり、ママの家でお茶したり。
職場では、同僚や教え子たちにご紹介。友達のひとりがピアノの先生で、音楽クラブの指導者が大張り切り!物怖じしない友達に感心して「彼女、隊員向きだわ」なんて心の中で思ったりして。

そして職場を走り回るアズィーズとオマルを、まるで我が子のように自慢。
「ほら、かわいいでしょう?超かわいいでしょう?このかわいさは、チュニジア一だわ!」と(笑)。
会ってもらえて嬉しかったなぁ。この前、日本から友達が来たときも大ハッスルだったけれど、今回も結構興奮してたなぁ。
「チカが沢山いる~~っ!」って感じてるのかしら。

次の日は仕事のあとにチュニスに行って。食べて、話して、買いものして。彼女たちの食べるペースが自分のペースとピッタンコで、気持ちがいい。彼女たちの買う様が潔くって、気持ちがいい。そんなあっという間の3日間でした。

まいちゃん、かめちゃん、楽しんでもらえたかしら? 来てくれて、ありがとう!半年後、また東京で飲もうぜー。いかめし、大事に食べます。
Posted by chika - 2008.10.04,Sat
ローマ、パリ、モン・サン・ミシェルにサン・マロ、ルルド、そして再びパリへ。
旅も残り一週間。ここで、旅の仲間が一人増えます。おいちゃん、同期のJOCVです(バレエの先生としてチュニジアで活動中)。

おいちゃんの大家さんの知り合いがパリに住んでいて、そこに2泊ホームステイしました。
その方はジョエルさんといって、イタリア広場付近に住む版画アーティスト。フランスでは名の知れた方なんだそうです。





そのアトリエでは、日本人女性もアシスタントとして働いていて、彼女が仙台出身(花京院)でビックリ!
しかもその彼女とその彼氏(日本語が達者!)は、わたしの母校を訪れること多々だそうで、それも驚き。不思議な縁だわ。

お仕事風景をじっくり見せてもらえる時間があったら良かったんだけれども。寝るためだけに滞在した感じで、今思えばそれが残念だったなぁ。

おいちゃんとは、BIOマルシェに行ったり、うなぎを食べに行ったり、アイスを食べたり、バレエシューズを選んでもらったり、朝から晩まで歩いて食べてた気がする。



マルシェは楽しい!天然酵母パンを量り売りしていて、こんなに美味しいパンを久しぶりに食べた。酵母がちょっぴり酸っぱくって、外側はバリバリで硬くて、中はしっとりしていて。こんな幸せなパンが焼けたらなぁ。



そしてこの旅のハイライト、オペラ・ガルニエでバレエを観る!
おいちゃんと一緒なので、解説付き。ちょっとお洒落をして、オペラ座へ。



この日は、振付師ジェローム・ロビン氏へのオマージュ公演の初日。初日はエトワール(トップダンサー達)の出演が多いということで、期待が高まる!
幕が開いて、小さな子ども達が行進。隣りのおいちゃんの様子がおかしい。いつも冷静な彼女が興奮しています。「これは年に数回しかやらない、デフィレという行進なの!」と大感動。オペラ座のバレエ学校の生徒とダンサーが全員出演する行進で、最後の決めのときにはもうシャンデリアみたいで美しかったなぁ。



そして、3演目にはどうしても観たかったエトワール(ニコラ・ル・リッシュ)が出演!!バレエ、ステキすぎる。ハマッてしまいそうだわ・・・。
ジェローム・ロビン氏はもともと演劇の振付師だったそうで、バレエの要素を盛り込んだコメディなコンテンポラリーな演目もあって、思う存分楽しめました。興奮して夜も寝付けなくって、子どものようにはしゃいだ夜でした。

そして2泊だけを共にして、おいちゃんはチュニジアへと帰って行き、また一人旅へ。ちょっと寂しい。
教会のゴスペルライブに行ったり、シャトレ座へタンゴ公演を観に行ったり(アルゼンチンのダンサーが来仏して、タンゴミュージカルをやっていた。千秋楽だったからかすごく盛り上がって人生初のスタンディングオベーション!)、散歩して、本読んで。の~んびり。

そして9月24日、帰国の日。
サクレ=クールの近くの美味しいクロワッサンをたんと買いこみ、オペラ座に別れを告げ、空港へ向かう。

こんなにヨーロッパが楽しいとは思わなかったなぁ。チュニジアから行ったからというのもあるけれども、もっともっとフランスをヨーロッパを見てみたい。
そして「旅はリュック背負って一人でしょう!」派だったのだけれど、「年を取っても、手を繋いで旅する相棒が居たらいいな・・・」なんて心境の変化もあったりして。モナムールのお国柄に一時的にヤラれてしまっただけかもしれませんが(笑)。

これが、旅の記録です。だいぶ端折ってますが、結構長くなってしまいましたね。
これを全部読んでくれる人は果たしているんだろうか・・・、居ないだろうなぁ(笑)居たとしたら、有難うございます。

そして今チュニジアです。
9月1日に始まったラマダンは30日に終了し、10月1日と2日はアイード(ラマダン明けの祭日)、そして3日から仕事を再開しました。長いヴァカンスもおしまい。
今は生徒募集期間で、来週から本格的な指導を始めます。新しいことに取り組んでみるつもりなので、その反応が楽しみだな~。残りの活動もあと6ヶ月。ガッツだ!

おしまい。
Posted by chika - 2008.10.04,Sat
「フランス行ったらルルドに行ってみたい!」というのは、学生時代から思っていたこと。
ルルドはキリスト教の聖地で、病気が治る泉があるところとして有名です。今から150年前(結構最近ですね)ベルナデッタという少女の前にマリア様が出現します。マリア様は「ここを掘れば泉が出ます。みな、この水で顔や体を洗いなさい」と告げたのだそうです。それから実際に奇跡が起きていて、今もなお病気を抱える人々がやってくる地です。

この話を学生時代に先生から聞いて(たしかビデオも見せてもらった気がする)、すごく記憶に残っていて。
パリからTGV(新幹線みたいなの)で7時間南へ下り、ピレネー山脈を背にするルルドへ出掛けたのでした。



病気の方々が多く訪れるからか、街自体が優しい。バリアフリーだし、ホスピタリティー。
聖地に行ってみると、お年寄りと車椅子の多さに驚く。聖域の周りにはいくつか病院があって、沐浴の時間になると、病院から沐浴場まで車椅子の行列です。ボランティアもたくさんいてサポートしている。優しい空間。

マリア様出現から今年でちょうど150周年。ほんの2、3日前までローマ法王がこの地にやって来ていて(毎日のようにテレビで生中継されてた)、そのせいかまだたくさん観光客が残っていた模様。
道端には、法王のプロマイド(生写真)が売られていて、くすっと笑ってしまいました。確かに熱狂的に尊敬され愛される存在ではあるけれどプロマイドて・・・。



聖水は、誰でもいくらでも汲むことができて、ポリタンクに何本分も汲んでる人が多い。聞けば、とても美味しい水(しかもタダ)なので、毎日汲みに来る人も多いんですって(経済的!)。たしかに軟水で冷たくって癖がないから美味しい。

そして夜は、ろうそくの行列。
これは150年前から続くもので、マリア様の像を先頭に、ろうそくを持った人々が聖地を行進するというもの。
マリア様出現のエピソードや、讃える言葉を唱えたり、アヴェ・マリアを歌いながら歩く。かなり濃いキリスト教の世界。





そして冷えた体を温めたくって入ったバーがたまたまゲイバーで、とても楽しい時間を過ごせました。陽気で愉快な時間。ギネスビールと、コンフィ・デ・カナール(南仏名物、鴨の油漬け)とフリット、ケーキとコーヒー。
隣りでは、ルルド青年会(と、わたしは思った)の方々が美味しそうにビールを飲んでいて。彼らは毎晩ろうそくの行列にボランティアとして参加してるんですって。ろうそくを持って一緒に歩いたり、車椅子を押したり、誘導したり。きっとボランティアの後は毎晩こうやって飲んでるんだろうなぁ。こういうのって、見てて気持ちがいい。

そして旅も残りわずか。
つづく。
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