素朴な毎日、感じたこと、考えたこと、ひとりごと、備忘録
Posted by chika - 2007.12.22,Sat
そして仕事が一段落してから、まだ温かい新鮮な内臓と肉を炭火焼きでいただきました。バ~ベQ。
う、う、うま~~い!!塩だけのシンプルな味付けで、全然臭味もなくって、美味しい・・・。
頭の丸焼き(隣りのお家の焚き火で焼かせてもらった)も見た目は一番リアルだけど、やっぱりうまい!
肺、心臓、レバー、肉。そして写真右下の白いのは、なんと睾丸。女性は好んで食べるそうですが、大体の男性は食べれないそうです(そりゃそうかもね)。白子みたいで濃厚で、おいしゅうございました。

そして新たな発見。脂肪って、最初から真っ白い塊じゃないんですね・・・。下の写真みたく、空気を含んでふわふわで、透明で。時間が経つにつれて、白く固まってゆく。肉屋やスーパーでしか肉を買ったことがなかったので、新鮮な発見でした。

たくさん食べたあとは、すぐに夕飯の準備(その日の夜は次女の婚約者家族がやって来ることになっていたので、バタバタのスケジュールでした)。メニューはやはり羊づくし。ラハム・シェーイハ(肉も喜んでるよ、という意味の料理)、ショルバ(スープ)、野菜サラダ。

チュニジアには、婚約者(男性)が、婚約者(女性)に対して、たくさ~んプレゼントをする習慣があります。寝具、お菓子、アクセサリー、お金などなど。しかも会う度に! 見てて羨ましいくらい(笑)。チュニジア男性は40歳くらいにならないとお金が貯まらないから結婚できないという事情、理解できます。
今回も次女の婚約者は、たくさんのプレゼントを持参で登場。ビックリしたのが、羊を半体。キッチリ半分。そして不浄とされる左側ではなく、右側を。愛を感じますね。
初めて羊の犠牲祭を経験して、感じたこと。
目の前で命が絶える瞬間は、なかなかグッときました。死よりも生を感じる瞬間でした。
こういう瞬間を家族全員で共にするのは、素晴らしい習慣だと思う。生きものをできるだけ苦しませないように絞めて、その肉を大切に分け合っていただく。毛皮も普通ならばカーペットにするのですが、ママの家では貧しい方に差し上げているそうです。教え子たちの自然と助け合ったり、思い遣ったりする心はこういう環境の中で育ったんだなぁ、と感心しました。
そして7歳の男の子から、臓物の名前ひとつひとつや、どの臓物がどういう役割をしているのかを教えてもらいました。小さな子でも、屠す手順や捌き方を知っている。自分たちの宗教や文化に誇りを持って、きちんと説明できる。見習いたいことを盛りだくさん見つけた2日間でした。
来年は1頭買ってみようかなぁ・・・。
う、う、うま~~い!!塩だけのシンプルな味付けで、全然臭味もなくって、美味しい・・・。
頭の丸焼き(隣りのお家の焚き火で焼かせてもらった)も見た目は一番リアルだけど、やっぱりうまい!
肺、心臓、レバー、肉。そして写真右下の白いのは、なんと睾丸。女性は好んで食べるそうですが、大体の男性は食べれないそうです(そりゃそうかもね)。白子みたいで濃厚で、おいしゅうございました。
そして新たな発見。脂肪って、最初から真っ白い塊じゃないんですね・・・。下の写真みたく、空気を含んでふわふわで、透明で。時間が経つにつれて、白く固まってゆく。肉屋やスーパーでしか肉を買ったことがなかったので、新鮮な発見でした。
たくさん食べたあとは、すぐに夕飯の準備(その日の夜は次女の婚約者家族がやって来ることになっていたので、バタバタのスケジュールでした)。メニューはやはり羊づくし。ラハム・シェーイハ(肉も喜んでるよ、という意味の料理)、ショルバ(スープ)、野菜サラダ。
チュニジアには、婚約者(男性)が、婚約者(女性)に対して、たくさ~んプレゼントをする習慣があります。寝具、お菓子、アクセサリー、お金などなど。しかも会う度に! 見てて羨ましいくらい(笑)。チュニジア男性は40歳くらいにならないとお金が貯まらないから結婚できないという事情、理解できます。
今回も次女の婚約者は、たくさんのプレゼントを持参で登場。ビックリしたのが、羊を半体。キッチリ半分。そして不浄とされる左側ではなく、右側を。愛を感じますね。
初めて羊の犠牲祭を経験して、感じたこと。
目の前で命が絶える瞬間は、なかなかグッときました。死よりも生を感じる瞬間でした。
こういう瞬間を家族全員で共にするのは、素晴らしい習慣だと思う。生きものをできるだけ苦しませないように絞めて、その肉を大切に分け合っていただく。毛皮も普通ならばカーペットにするのですが、ママの家では貧しい方に差し上げているそうです。教え子たちの自然と助け合ったり、思い遣ったりする心はこういう環境の中で育ったんだなぁ、と感心しました。
そして7歳の男の子から、臓物の名前ひとつひとつや、どの臓物がどういう役割をしているのかを教えてもらいました。小さな子でも、屠す手順や捌き方を知っている。自分たちの宗教や文化に誇りを持って、きちんと説明できる。見習いたいことを盛りだくさん見つけた2日間でした。
来年は1頭買ってみようかなぁ・・・。
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Comments
たけしくん
ありがとう。
>今の日本には死に立ち会う機会がないのが一つ問題なのかもね。
作ろうと思えば作れるんだろうけど(実際に鶏や豚を飼育して絞めて食べるという取り組みもある)、難しいんだろうね。その過程にはきちんと生死や命について説明できる大人が傍にいる必要があるだろうし。
確固とした宗教観がない分、正しい答えが存在しないから、余計やり難いんだろうね・・・。
>レッズvsチュニジア、実現したね 笑
うんっ!!すごく嬉しかった~!!120%レッズを応援したから、もう嬉しいのなんのって。
チュニジア人の反応はね、試合に関することは意外に少なくて、「綺麗な国だね~」「ごみ落ちてないね」「侍映らなかったね」「一回行ってみたいなぁ」とか、ポジティブなのが多かったよ。
>今の日本には死に立ち会う機会がないのが一つ問題なのかもね。
作ろうと思えば作れるんだろうけど(実際に鶏や豚を飼育して絞めて食べるという取り組みもある)、難しいんだろうね。その過程にはきちんと生死や命について説明できる大人が傍にいる必要があるだろうし。
確固とした宗教観がない分、正しい答えが存在しないから、余計やり難いんだろうね・・・。
>レッズvsチュニジア、実現したね 笑
うんっ!!すごく嬉しかった~!!120%レッズを応援したから、もう嬉しいのなんのって。
チュニジア人の反応はね、試合に関することは意外に少なくて、「綺麗な国だね~」「ごみ落ちてないね」「侍映らなかったね」「一回行ってみたいなぁ」とか、ポジティブなのが多かったよ。
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