素朴な毎日、感じたこと、考えたこと、ひとりごと、備忘録
Posted by chika - 2008.08.25,Mon
夏休みに入り、早いもので10日が経ちました。
シニアボランティアご夫妻を自宅へ招待したり、首都でフリップ(古着屋)巡りをしたり、シニアボランティアのご家庭でご馳走になったり。これまで出来なかったことを思う存分やっていて、快感です。
8月20日~24日までは、同期隊員の住むマハディアという海辺の町にお邪魔してきました。
海のある風景は、やっぱりいいっ!エメラルドやブルーに光る地中海が美しいし、遊ぶところもたくさん。
同期隊員の彼女は、コンサルバトワールでバレエを教えている先生。まだ若いのにとてもしっかりしていて、素敵な女性です。彼女の影響でバレエ鑑賞が大好きになりました。
マハディアには、日本人のおっちゃん(海外でマグロを捕って30数年)が住んでいます。彼の自宅はさながら日本。日本食材はほとんどあると言ってもいいかもしれません。2日連続で彼の手料理をご馳走になりました。天然マグロの大トロの刺身、かつおの刺身、天然えびのお寿司、メロのフライ、納豆、海老の頭のお味噌汁…。すっごくすっごくすっごく美味しい!!日本でだったら手が届かないほどの高級品を、お腹がはち切れるまで食べれるなんて幸せです。
彼は昔イタリアやモロッコで、今はチュニジアでマグロを捕って、養殖して日本へ輸出しています。まず6月頃にマグロを大量に確保し、大きな網で囲って(いけすですね)養殖します。その量2000トン!10月くらいから1月くらいまで、数十回にわけて、すべて日本へ輸出をしていくそうです。
お酒片手に「マグロに惚れてねぇ…」と話す姿はとっても格好いい。情熱がみなぎってたなぁ。海の男、豪快で熱くて、素敵です。
今の時期は、いけすのマグロに毎日エサをあげて大きくする時期。「明日も行くけど、一緒に潜ってみる?」と誘ってもらい、ふたつ返事で行くことに!
朝8時、港には6隻の船がスタンバイ。今日は1000トンのマグロが泳ぐいけすに向かうということで、計170トンのエサ(30センチくらいの魚)が積まれています。チュニジア・スペイン・日本人の漁師が乗り込んで、スペイン語とアラビア語が飛び交うなか、いざ出発!
1時間弱でいけすに到着。ダイバーは、マグロがちゃんとエサを食べているかをチェックしたり、死んだマグロを取り出す作業をします。わたしもいけすの中へ…!!!
もう、もう、もう大興奮。マグロがうようよ。400キロにもなる大~~きなマグロもすぐ近くで泳いでいて。ブルーのラインや黄色のラインが美しくて大感動。マグロはお腹が空いてると体に縦のシマシマ模様が入ることや、病気のマグロの見分け方、いろいろ教えてもらいました。とにかく、マグロって美しい。遠くからイルカの声も聞こえて、ダイビングのワクワク感を思い出しました。
チュニジアに来て良かったなぁと感じるのは、普通なら出会えないような人たちと向き合えること。そしていつも気づくのは、自分の知らないことが世の中にはたーーーーーっくさんあるということ。知りたいことがどんどん増える。面白すぎる。
今もまだ体が生臭いけれど(苦笑)、それもまた思い出のひとつ。
おっちゃんの「マグロに惚れて、マグロ一筋でやってきた。けれどマグロの量がどんどん減っている。やりたいことを続けられないかもしれないという恐怖、愛するマグロが減っているという悲しさ。この気持ち、分からないだろう?」という言葉が印象的。
わたしが理解できるのは、きっと表面的な感情だけだろうと思う。まだわたしには到底分かりっこない、もっともっと深いものがあるんだろうな。
「俺にとってのマグロみたいなもの、君は持ってるかい?」
うまく答えられませんでした。けど時間をかけてでも、見つけたいぞ。
という感じで、マハディアへの旅は最高でした。
追伸:
先日デジタルカメラが壊れてしまい、写真がアップできなくなってしまいました・・・。身近な電化製品が次第に壊れてゆくのって、哀しい。安ければ来月フランスで買おうかな。
シニアボランティアご夫妻を自宅へ招待したり、首都でフリップ(古着屋)巡りをしたり、シニアボランティアのご家庭でご馳走になったり。これまで出来なかったことを思う存分やっていて、快感です。
8月20日~24日までは、同期隊員の住むマハディアという海辺の町にお邪魔してきました。
海のある風景は、やっぱりいいっ!エメラルドやブルーに光る地中海が美しいし、遊ぶところもたくさん。
同期隊員の彼女は、コンサルバトワールでバレエを教えている先生。まだ若いのにとてもしっかりしていて、素敵な女性です。彼女の影響でバレエ鑑賞が大好きになりました。
マハディアには、日本人のおっちゃん(海外でマグロを捕って30数年)が住んでいます。彼の自宅はさながら日本。日本食材はほとんどあると言ってもいいかもしれません。2日連続で彼の手料理をご馳走になりました。天然マグロの大トロの刺身、かつおの刺身、天然えびのお寿司、メロのフライ、納豆、海老の頭のお味噌汁…。すっごくすっごくすっごく美味しい!!日本でだったら手が届かないほどの高級品を、お腹がはち切れるまで食べれるなんて幸せです。
彼は昔イタリアやモロッコで、今はチュニジアでマグロを捕って、養殖して日本へ輸出しています。まず6月頃にマグロを大量に確保し、大きな網で囲って(いけすですね)養殖します。その量2000トン!10月くらいから1月くらいまで、数十回にわけて、すべて日本へ輸出をしていくそうです。
お酒片手に「マグロに惚れてねぇ…」と話す姿はとっても格好いい。情熱がみなぎってたなぁ。海の男、豪快で熱くて、素敵です。
今の時期は、いけすのマグロに毎日エサをあげて大きくする時期。「明日も行くけど、一緒に潜ってみる?」と誘ってもらい、ふたつ返事で行くことに!
朝8時、港には6隻の船がスタンバイ。今日は1000トンのマグロが泳ぐいけすに向かうということで、計170トンのエサ(30センチくらいの魚)が積まれています。チュニジア・スペイン・日本人の漁師が乗り込んで、スペイン語とアラビア語が飛び交うなか、いざ出発!
1時間弱でいけすに到着。ダイバーは、マグロがちゃんとエサを食べているかをチェックしたり、死んだマグロを取り出す作業をします。わたしもいけすの中へ…!!!
もう、もう、もう大興奮。マグロがうようよ。400キロにもなる大~~きなマグロもすぐ近くで泳いでいて。ブルーのラインや黄色のラインが美しくて大感動。マグロはお腹が空いてると体に縦のシマシマ模様が入ることや、病気のマグロの見分け方、いろいろ教えてもらいました。とにかく、マグロって美しい。遠くからイルカの声も聞こえて、ダイビングのワクワク感を思い出しました。
チュニジアに来て良かったなぁと感じるのは、普通なら出会えないような人たちと向き合えること。そしていつも気づくのは、自分の知らないことが世の中にはたーーーーーっくさんあるということ。知りたいことがどんどん増える。面白すぎる。
今もまだ体が生臭いけれど(苦笑)、それもまた思い出のひとつ。
おっちゃんの「マグロに惚れて、マグロ一筋でやってきた。けれどマグロの量がどんどん減っている。やりたいことを続けられないかもしれないという恐怖、愛するマグロが減っているという悲しさ。この気持ち、分からないだろう?」という言葉が印象的。
わたしが理解できるのは、きっと表面的な感情だけだろうと思う。まだわたしには到底分かりっこない、もっともっと深いものがあるんだろうな。
「俺にとってのマグロみたいなもの、君は持ってるかい?」
うまく答えられませんでした。けど時間をかけてでも、見つけたいぞ。
という感じで、マハディアへの旅は最高でした。
追伸:
先日デジタルカメラが壊れてしまい、写真がアップできなくなってしまいました・・・。身近な電化製品が次第に壊れてゆくのって、哀しい。安ければ来月フランスで買おうかな。
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Comments
マグロ
マグロ大好き、カツオ大好き、エビ大好き、ダイビング大好き!
イルカならともかく、マグロと一緒に泳ぐなんて絶句です。
貴重な体験と素晴らしい出会いに改めて感動~!!
日本にいる私なんて世の中、知らないことだらけなんだろうな・・・
いつか○○ちゃんにとっての「マグロ」がきっと見つかるよ!!
イルカならともかく、マグロと一緒に泳ぐなんて絶句です。
貴重な体験と素晴らしい出会いに改めて感動~!!
日本にいる私なんて世の中、知らないことだらけなんだろうな・・・
いつか○○ちゃんにとっての「マグロ」がきっと見つかるよ!!
わたしのマグロ
マグロ、かっこよかったよ~!!しかも美味しかったよ~!おいでおいで、大好物がめいいっぱい食べれるよ(笑)
> いつか○○ちゃんにとっての「マグロ」がきっと見つかるよ!!
ありがとう!わたしにとってのマグロ、何だろねぇ。 最近は年長者の方々に「あなたにとってのマグロ」を聞いてまわるのが楽しいの。熱く語れる人に会うと、なんか嬉しくってさ。
まぐろまぐろ。
> いつか○○ちゃんにとっての「マグロ」がきっと見つかるよ!!
ありがとう!わたしにとってのマグロ、何だろねぇ。 最近は年長者の方々に「あなたにとってのマグロ」を聞いてまわるのが楽しいの。熱く語れる人に会うと、なんか嬉しくってさ。
まぐろまぐろ。
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