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素朴な毎日、感じたこと、考えたこと、ひとりごと、備忘録
Posted by - 2025.05.05,Mon
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Posted by chika - 2007.10.18,Thu
村に売っていなくって、最近とっても恋しくなる食べものがあります。
それはキャベツ。

お野菜全般、結構恋しくなりますね。
きっと体が求めてるんだろうなぁ。チュニジアの食生活で、栄養をバランスよく摂ることは難しい。ラマダン中ずっと居候してたし、偏り気味なのかも。

でも。車で40分くらいの町にはキャベツが売ってるんです。
おととい、ボスがその町に行くというので一緒についてって、キャベツゲット。
キャベツは、キロ300円近くします。小玉でも1キロ強なので、他の野菜に比べるととてもお高い。
でもそんなのはこの際気にしない!だってもう頭の中はキャベツ。

早速いただきました、キャベツ。葉がギュッとしまってて、若い。見るからに美味しそう。
やっぱり新鮮なうちに、シンプルに食べたい!と思って、軽く茹でて、お醤油と鰹節とラー油とゴマ油でいただきました(ゴマ油は首都で入手できます。その他はお母さんやお友達に送ってもらったもの)。



いや~、美味しいですねぇ。食べたいときに、食べたいものを、食べたいように、食べたいだけ、食べる。
なんて幸せなことなんだろう・・・、怪獣、キャベツを噛みしめながら思ったよ。
そして。あと半玉残ったキャベツ、どうやって食べようかなぁ。ウシシ。

それとご報告。昨日のチーズケーキうまく焼けましたよ!ブルーベリージャムを添えて、おすそ分け。結構好評でした(でも予想通り、チーズはケーキに使うもんじゃないという意見が大多数だったけれど・汗)。
我が家にオーブンはないけれど、真ん中に穴の開いてるこの鍋を使うと、オーブン料理もガスコンロで作れます。万能くん!

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Posted by chika - 2007.09.22,Sat
イスラム教には断食をする月(ラマダン月)があり、今その真っ只中。
これはイスラム教徒に課せられた5つの義務のうちのひとつで、日の昇ってるうちは食べものも水も口にしない、化粧も香水もタバコも駄目な禁欲月間です。

月の形を見てラマダン開始日が決まるんだけれど、今年2007年は9月13日スタート(イスラムの行事は西洋暦ではなく、ヒジュラ暦に基づくので、毎年開催日がずれていきます)。

同じ国でも町によって日没時間が違い、断食する時間も少しずつ異なります。わたしの住んでる村の断食時間は、5時30分~19時30分。食事を摂れる時間になると爆竹がボーンと鳴り響き、いつもよりたくさんの料理を食べて、神に感謝する。この月に、預言者モハンマドが神から啓示を授かったそうです。

そんなラマダン。私も挑戦しています。
宗教的な思い入れはまったくないけど、周りのひとが頑張ってる前で飲み食いできないよなぁという遠慮と、郷に入れば郷に従え的な好奇心。飢えを覚悟してたけれど、結構イケル。たぶん、いや絶対に、たくさん食べる⇒寝る⇒4時半起床⇒たくさん食べる⇒寝る⇒仕事⇒常に胃もたれ⇒飢えない、と考察。
この生活に慣れたら、飢え始めるのかなぁ・・・?

通常わたしは一戸建てのお家にひとり暮らしの身。でもラマダンの間は親しいチュニジア家庭に居候してます。ここのママはとってもお料理上手!
というわけで、昨日の夕食をご紹介したいと思います。



写真の左下から。ナツメヤシの実(これをまず最初に食べる)、野菜サラダ、ショルバ(極小パスタ入りスープ)、ブリック(ジャガイモメインの春巻き)、ロティ(羊肉とジャガイモとトマトの煮込み)、モックリー(ポテトフライと卵焼きを、左隣のトマトソースにつけながら食べる)。




昨日は、ママにロティ(上の写真)の作り方を教えてもらいました。あっさりとした味付けで(塩、こしょう、スパイス2種)、羊の臭みが強めに残る料理です。でも、それが病みつきになる!
スプーン代わりにパンを使って食べるのですが、パンに染み込んだ羊エキスが口に広がって、そのあとトマトの酸味と旨味がじわ~っと。じわ~っと。

来年のラマダンは8月予定。気温が50℃を超えるうえ、日が長いときたもんだ。来年は大変だ~!
誰か、チャレンジしに来ませんか? 毎日美味しいチュニジア料理つき。
断食(なのに)美食ツアー、催行人数1名様より(笑)!
Posted by chika - 2007.09.20,Thu
北アフリカの代表的料理というと、まずはクスクス。
パスタが小さな粒々状になったもので、野菜や肉のソースをかけて食べたり、ミルク&砂糖で煮ておやつ感覚で食べたりします。でも、やっぱりピリ辛のソースをかけて食べるクスクスが日本人の口に合って断然美味しいと思う!
1週間食べないと「あ~、そろそろクスクス食べたいなぁ」と禁断症状が出てくるほど。
だってほら、美味しそうでしょう? これは、空豆とズッキーニとジャガイモのクスクス。



この粒々のクスクス、実は手作り。首都に行くとパックでも売ってるんだけど、わたしの住む村ではほとんどみんな手作り。夏の暑い日、クスクス名人のおばちゃん達が家にやってきて、その家庭の1年分のクスクスを作ります(超大量!)。

7月上旬、わたしもクスクス作りを手伝わせてもらえることに。家中にデュラム小麦のものすご~くいい香りが広がって、それだけでちょっと幸せな気分になりました。



作り方は、粉を練って小さい粒状にしたものを大きな鍋で2度蒸しして、熱いうちにザルで濾します。ザルの穴は大・中・小とあって、それをいい塩梅にミックスすると、食感豊かなクスクスが出来上がるそうな。その後、屋上で2~3日間天日干しして、完成!

新米ならぬ新クスクスは、風味豊かで、噛みしめるほどに粉の美味しさを感じることができました。うまい~っ! 同じようにスパイスも、日差しの強い夏場に各家庭で作られます。

このクスクスもそうだし、毎日の料理にしても、じっくり時間と手間をかけて作る。
作りながら、家族とその日あったことを話したり、ぼーっとしたりして。
こういうのって、いいなぁ。 するすると心がほどけていく気がします。

・・・あ~、クスクス食べたい(只今ラマダンにつき、断食に挑戦中)笑。
Posted by chika - 2007.09.19,Wed
ブログを始めようと思い始めてから、日々記事を書きためてたのですが、
読み返してみると食べものの話題ばかり(笑)。
食いしんぼう、食道楽・・・色んな表現がありますが、一番しっくりくるのは“食怪獣”。←造語です。
食怪獣はここチュニジアでも暴れております。

夏はすごく暑かった~。今は40℃まで下がり、ずいぶんと過ごしやすくなりました。
でも夏はそのぶん、フルーツが美味しくって安い!
野菜もフルーツも、だいたいのものはキロやグラム単位で買います。日本ではひと袋いくら、とかそういう感覚だったけど、最近やっとキロの感覚がつかめてきたところ。

こっちに来て初めて見た、サボテンの実“ヘンディ”というフルーツもお気に入り(写真左上)。チュニジアではフルーツの王様は彼。でも、タダ同然に安いし、結構嫌われ者だったりするんだけどね。
個性的なフルーツで、びっしり詰まった種と実を一緒にいただきます。
皮を剥くのもひと苦労(皮にはサボテンの細かいトゲトゲが生えてる)。だから、いつも道端にいるおっちゃんに剥いてもらいます。わんこそば感覚で、食べ終わると「ほいっ」と次のヘンディを手渡される(笑)。
世間話をしながらヘンディを食べるときは、ほのぼの~な時間。いつも話に付き合ってくれそうなおっちゃんを選ぶようにしています。



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